朴、子供だからわかんねいや・・。

 

私はその日、とある用事のため、伊豆地方を訪れていた。
場所は今は無き、修善寺キャッスルと大仁金山の近くであった。

葛城山城山をすぐそばに仰ぎ見ると、
日本ピラミッド制圧隊の熱い血潮がたぎりはじめる。

まだだ。この山を制圧するのはまだだ・・。

しかし、いつか制圧してみせよう。
何といっても、

葛城山はロープウェイがあるから、
制圧は超簡単なのである。

予定していた用事を済ませ、
渋滞を避けるために早めに帰宅の途についた。

帰りには独鈷そばを忘れずに食べた。
しかし、狩野川沿いの豚カツ屋のモツ煮も食べたかったが、それは次回のお楽しみだ。

大仁を抜け、伊豆長岡を越えて狩野川放水路を右折し、海沿いに走る。
このあたりの風景はあまり昔と変わらない。
子供の頃の記憶を心地よく残している町並みである。

私は車の窓を開けた。
心地よい磯の香りが俺の鼻毛をやさしくくすぐる。

でも、くさやはこの何倍もくせえ・・・。

そんな事を考えながら左に海、右に山という、伊豆海岸線独特の狭い道をすべっていった。

沼津御用邸を過ぎ、そろそろ市街地に入ってくると、
携帯電話ショップなど、新しい店舗が街頭を彩り始める・・・。

とある交差点で停車したとき、
ふっと思い出した。

「おっと、そろそろアレだな・・・」

アレとは、中学生だったろうか、高校生だったろうか。
いつからか気になっていた看板があるのである。

それは・・・・。

昔はこんなに看板が密集していたかは思い出せない。

お気づきだろうか?

強烈なインパクトがあるわけでもないが、
気になっている看板は・・・・、

コレ。

お気づきだろうか?

 

 

一体、ソープなのかヘルスなのかどっちじゃい!?

しかし、風俗経験ゼロテスターの私には
その差も微妙にわからない

だが、この先50M地点を左折すれば、
きっと何かがわかるはず!

もう心のモヤモヤはご免だ!

見届けないと!!

泡なのか浴場なのか!!!

私は信号が青色に変わるのを確認すると、
遅めのウインカーを出し、
愛車を左方向に急発進させた。

なぜか50Mを500Mと勘違いして(なんでだろ?)
おもむろに行き過ぎた!

あわてて、西部警察よろしくの派手なスピンターンで、
愛車の向きを変え、来た道をマッハ0.02くらいで激走!

見つけたぜ、ターゲットロック・オン!!

そこに見えたのは・・・・。

目立ちすぎ!あまりにも目立ちすぎ!!

もうちょっとつつましやかに存在していると思ったら、

ここいらでイチバン背が高い看板を掲げているではないか!

しかし、これではまだ慰安ソープだかファッション浴場だかわかんねえ!

入り口側に回り込むことを決意した!

で、こっちがわは・・・。

やっぱおんなじ表示でした!

しかも入り口はシャッターが閉まっており、
しかも何の装飾もなかったので、画像にも収めなかった

(ついでを言うと、奥のほうにVIPカーが駐車されていたので半分ビビリが入ったのである)

しかし、この堂々とした存在感に自然と心の汗が頬をつたったのである

たぶん、老舗なのは間違いないが、
ぜんぜん看板以外は何も表示がないのである。

ご近所の方、または入店したことがある方、結局、

ソープなんですか?ヘルスなんですか?

知っているならこっそりと教えてください・・・。

そして、そんなコトをしていたら、案の定帰りの高速道では、

大いなる渋滞にはまった!

 

======後日談・・・======

カリダカリサーチセンターの新米特派員のモロッティー特派員によると、
ソープランドであることが判明!

沼津で遊びたい方、是非どーぞ♪

 

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